週刊粧業2013年1月21日号で既報のとおり、再春館製薬所は2012年10月に社歴のうえで初となるリアル店舗「コミュニケーションスペース」を阪急うめだ本店(大阪市)に常設し、対面接客を通じた顧客開拓や既存愛用者のフォローを始めた。
化粧品通販の古参として接客ノウハウに長じた同社だが、長年の蓄積が対面で活きるか否かは業界が静かな注目を集めていた。
営業開始から間もなく1年間となる今、これまでの進捗を藤野照子店長と矢野歩美副店長に聞いた。
――開店当初から現在にかけ、最も変化を感じるのはどういった点でしょう。
藤野 開店当初は新規のお客様や会員様が「新しいお店ね」と物珍しげでしたが、それが落ち着いていまも繰り返しやって来てくださることが嬉しいです。
新たに娘さんを連れてこられた会員様が、親子でキャビン(個室)を使われる光景を見ると、開店から時間を経て身近に感じてくださっていると思います。
矢野 今まで電話(による接客)だけだった当社に対し、「満足していたけど(対面で)肌を見てもらえる対応は嬉しい」や「電話には抵抗があったけど、お店だから来た」といった反響は予想を上回る数でした。
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この記事は週刊粧業 2013年9月16日号 2ページ 掲載
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