都築運輸、化粧品・医薬部外品物流における3PLを提案

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都築運輸、化粧品・医薬部外品物流における3PLを提案

 都築運輸(本社=東京都足立区、都築徹藏社長)は、1965年の創業からこれまでにかけて、一般貨物の輸送事業に加え、室内装飾品(ブラインド)を中心に数十万アイテムにも及ぶ部品・パーツの保管から、ピースピッキングや流通加工などの梱包業務までをトータルで管理する物流サービスを展開している。

 最近では、室内装飾品で培ってきた独自の部品・パーツ物流システムを化粧品分野にも応用するべく、2012年7月に化粧品・医薬部外品用の自社倉庫を本社に竣工し、昨年8月には化粧品・医薬部外品製造業(梱包・表示・保管)許可を取得した。

 これにより、室内装飾品だけでなく、化粧品と医薬部外品の分野でも入荷から保管、仕分け、梱包、出荷に至るまでをトータルで管理する「サードパーティ・ロジスティクス(3PL)」の新たな物流サービスの提案を開始している。

 「室内装飾品の分野において、これまで輸送の効率化や厳選した品質管理といった質の高い物流サービスを提供してきたものと自負している。新しいサービスでは、他分野で蓄積した物流ノウハウを活かす。一例としては、部品・パーツ物流システムで構築した既存の配送ルートを活用することで、物流面でのコストカットを目指す企業にとってメリットになるだろう」(都築社長)

 新設した倉庫は、首都高速道路「鹿浜橋インターチェンジ」から車で3分ほどの場所に位置する交通至便の好立地で、空調・衛生設備も完備している。
 「地方に物流拠点を持つ企業の中には、輸送面に関して車の混雑などにより、商品の遅配を懸念するところもある。新倉庫は、製造工場から入荷した商品の入出庫管理、仕分け梱包、さらに販売店舗への輸送に至るまでを効率的に行う。都内でトータル物流拠点を模索されている企業に向けて、新サービスのさらなる認知獲得に努め、新たなお客様との出会いを創出していきたい」(都築社長)

 また同社では、質の高い物流サービスを提供するべく、安全と環境への取り組みも推進している。

 安全への取り組みとしては、安全優良事業所の認定を取得しているほか、月1回の安全会議でドライバーの事故防止とモラルの向上に努めている。

 「当社では質の高い物流サービスを追求し、特に社員教育には注力している。ドライバーには、丁寧な商品の取扱いはもちろん、製品をお届けした後には必ず納品先の清掃を徹底している。他社との違いを、社員の質で実感してもらいたい」(都築社長)

 環境への取り組みとしては、東京都トラック協会のエコドライブ推進活動事業に参画しており、東京都環境局の東京都貨物輸送評価制度では2つ星の評価を得ている。

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