アルビオンはこのほど、社会貢献活動の一環として取り組んでいる「マナー&メイク講座」を、東京工科大学蒲田キャンパス(東京都大田区)で開催した。
同大学での講座は昨年に続き2回目となる。2014年度の「マナー&メイク講座」は学校だけでなく、新たに他企業でも実施し、年15回ほどの実施を予定している。
就職活動中の医療保健学部看護学科4年生を対象に行った講座は、同社社員が講師・モデル役を務め、「好感度の高い、『見た目』を目指そう!就職活動・社会人への第一歩として、女性としての、マナー・身だしなみ(メイク)講座」をテーマに、マナー編とメーク編の2部構成のプログラム(80分)で実施され、78名(うち男子14名)の学生が参加した。
受講生には、講座教本として同社作成の「マナーブック」と「スキンケア・メイクブック」、女子学生には、メーク講座で使用したスキンケアのサンプルセットが配布された。
開催に先立ち、小池愛美総務部CSRグループ係長は、「女性も男性も身だしなみ・挨拶・姿勢などのマナーを全てしっかりと身に付けてこそ、好感を持たれるコミュニケーションの第一歩になるので、今日はその一歩を踏み出すきっかけにしてもらいたい」と挨拶した。
第1部では、第一印象で好感を持たれるために必要な基本的マナーとして、「身だしなみ」「挨拶/笑顔」「姿勢」の3項目を重点的に説明した。
ポール&ジョーのトレーナーを務める伊沢恭子氏は、受講生に向けて「マナーは誰に対してのマナーなのか、それを意識することで自らがどうすべきかを気づくことができる。身だしなみや挨拶、姿勢といったマナーは即興では身につかないものなので、今日から常に意識することで自然と身に付けてもらいたい」と述べた。
第2部では、引き続き伊沢氏が化粧水と美容液を用いた日常的なスキンケアの方法をレクチャーした後、ソニアリキエルのメークアップディレクターを務めるOKAZAKI氏が講師として登壇した。OKAZAKI氏は就職活動において好印象を与えるメークの方法をベース、ファンデーション、チーク、アイカラー、アイライン、眉、リップの順に実践形式で紹介した。
最後に、OKAZAKI氏は「メークだけでなく、素肌に勝るものなし、笑顔に勝るものなしと言うように、スキンケアも重要である。スキンケアもメークも皆さんを輝かせてくれることは間違いないので、特に女性はこれからスキンケア、メークと長く楽しく付き合ってほしい」と語った。
この記事は粧業日報 掲載
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