ネオネクリエーションは、フレグランスや高賦香率の化粧品に関し、原料や香料、容器の提案、OEMまで展開している。
フレグランスの香料では、フランスのフレグランスコンタクト社(FC社)の日本総代理店となり、調合香料や天然香料などを幅広く展開している。EUのIFRAで規制されている26種類のアレルギー物質を含まない調合香料なども揃えており、様々な依頼に対応できるという。
FC社は処方のスクリーニングシステムによってIFRAの規制に照らし合わせ、どの製品がどれだけ賦香できるかを確認し、安全性を担保している。その後パッチテストも実施したうえで製造しているため、安全性が高い製品を提供できるという。FC社の代表であり、有名ブランドフレグランスの調香を手掛け、日本にも精通している調香師アラン・ベルジュ氏と提携し香りを開発しているため、日本人好みの香りを調合できるのが強みだ。
容器では、フランスの化粧品容器トップサプライヤー・コベルプラ社のガラス容器を展開している。フレグランスは一般的にガラス容器を使うが、前回の化粧品開発展で新たにアルミ素材の容器を紹介し、2015年よりアルミ素材のオリジナル容器を製造・販売する予定だ。同容器はエアゾールの代わりにエポキシ樹脂でコーティングしており、耐薬性、耐久性にも優れているという。
この他にも、イタリア老舗企業のコーベン・エディジオン社の日本総代理店としてフレグランス専用の充填機やかしめ機を紹介し、日本での実績拡大を図っている。
「日本の嗜好性を捉え、リピートされてなおかつ高級感のある香りを提供できる体制が整っている。OEMでは、各分野のスペシャリストとされる工場と提携して高品質の製品をつくっている。今後は香料比率の高い化粧品を積極的に提案しつつ、香料に対して耐久性のある容器や香料と相性のいいコスメティックベースの開発を強化したい」(竹内昭夫社長)
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この記事は週刊粧業 2015年1月15日号 掲載
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