ハーバー銀座館、旗艦店の1年目は予想上回る反響~インバウンド効果も後押し

週刊粧業 2015年6月29日号 7ページ

カンタンに言うと

ハーバー銀座館、旗艦店の1年目は予想上回る反響~インバウンド効果も後押し
 ハーバー研究所の商品やサービスを凝縮した旗艦店「ハーバー銀座館」が、昨年8月のオープンから1年が経過するのを前に当初予想を上回る売れ行きで順調な営業を続けている。

 TVCMなどの宣伝効果で日本人来店客が増えていることに加え、中国人らによるインバウンド効果も後押ししている。

 同店は、一般客向けの美容セミナーやインターネットラジオの収録など多様なサービス、情報発信を展開しており、そうした複合的なメニューが来店客の関心を集めている。

予想比130%の売上推移
日本人来店客も増加

 買い物客や外国人旅行者らが行き交う東京・銀座で、特に人通りの激しい「中央通り」のすぐ脇を走る「すずらん通り」沿いに「ハーバー銀座館」はある。歴史を感じさせる老舗が並び、中央通りの喧噪とは対照的にゆったりとした時間が流れている。

 「ハーバー銀座館」(店舗面積=129㎡)がオープンしたのは、昨年8月のことだ。同社初の路面店として、物販だけでなく情報発信の拠点とも位置づけている。

 地下1階・地上5階建てのビルは、スキンケアやメーク商材などの売場(1階)と、美容ドリンクの試飲や化粧直しなどができるフロア(2階)、一般客らに開放しているセミナールーム(3階)、オフィス(4・5階)の形態で開業し、さらに昨年12月からは地下1階で外国人向けの免税対応をスタートさせた。

 取締役店舗販売部担当兼ディレクターの藤井章夫氏によると、オープンから現在までの売上状況は「当初計画に対し約130%」という好調な推移を見せている。

 TVCMなどの宣伝効果もあり、日本人の来店数が伸びているほか、中国をはじめとする外国人によるインバウンド効果も大きいという。

 オープン直後に賑わいを見せた後では、TVCMを放映するなどした昨年11~12月にかけて販売が跳ね上がったという。CMのほかに、会報誌「無添加通信」などでも情報発信を強化したことから、来店客が急激に増加したようだ。

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