マンダム、「ルシード」がニオイケア商材などをリニューアル

週刊粧業 2015年8月31日号 15ページ

カンタンに言うと

マンダム、「ルシード」がニオイケア商材などをリニューアル
 マンダムは、主に40代男性をコアターゲットに据えて展開している「ルシード」を秋にリニューアルし、ボディソープなどのニオイ(ボディ)ケア商材を中心にシェア拡大を狙う構えだ。

 今回はニオイケアとフェイスケアシリーズを新製品も含めて大幅に刷新し、さらにヘアカラー剤でも新色を追加している。(いずれも8月24日発売)

 中でも注目なのが、ニオイケアシリーズだ。同社の調査によると、男性用の同市場(「ルシード」「ウル・オス」「デ・オウ」「プロテク」「MARO」「その他」の合算)は昨年4~9月実績で25億円規模に迫り、2年前の同期間と比較すると約2・5倍に拡大している。今後も成長が期待される市場だ。

 同社は男性のニオイに関する研究を進める中、加齢臭とは異なる30~40代に特有の油っぽい汗のニオイ「ミドル脂臭」が存在することを突き止め、それにアプローチするシャンプーやボディソープなどのニオイケア商材を2012年から販売してきた。

 今回は「薬用デオドラントボディウォッシュ」(950円、つめかえ用=800円)と「同スカルプデオシャンプー」(1450円、つめかえ用=1200円)、「ヘア&スカルプコンディショナー」(1450円)をリニューアルするとともに、新たにコンディショナーにつめかえ用(1200円)を加えた。

 「40才からの」といった文言を印刷するなど色味を含めてパッケージを大胆に刷新し、「40才からのニオイケア対策」であることを明確に訴えかけたい考えだ。
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