海外メーカーの受注好調、
通期は上方修正で純利益も黒字へ
日本色材工業研究所の2016年2月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比4.6%増の38億3400万円と計画から上ブレし、当初は赤字予想だった営業利益も5600万円(前年同期は1億1200万円の損失)、経常利益も2300万円(同1億4400万円の損失)と大きく盛り返した。当期純損失も1億3200万円から2400万円へと縮小した。
主に海外メーカーからの受注が増加したことや、フランス子会社テプニエ社の業績改善などが牽引したかたちだ。
日本色材単体では、前年が消費増税の影響で跳ね上がったこともあり売上高は1.3%減の31億4100万円と僅かに減少したが、全体として受注は好調で当初の計画を上回った。個別の商品動向ではアイシャドウやチーク、マスカラなどが好調だったという。
一方、役員報酬の削減など経費節減策が奏功し、営業利益は7400万円(同1100万円の損失)と大きく改善している。
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この記事は粧業日報 2015年11月9日号 5ページ 掲載
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