日本香堂、青雲50周年記念謝恩観劇会を開催

粧業日報 2015年11月18日号 3ページ

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日本香堂、青雲50周年記念謝恩観劇会を開催
 日本香堂は11月9日、青雲発売50周年記念謝恩歌舞伎観劇会を開催した。

 開催にあたり、小仲正克社長は「50年前、『強く生きよう青雲』のキャッチフレーズのもと、『青雲』を発売した当初は創業間もないこともあり、返品が売上げを上回る時や、原材料の入手もままならない時もあった。取引先の様々な支援や、創業にあたり出資いただいた卸店様がなければ、このような苦境を乗り越えてこの日を迎えることはなかった。厳しかった原点を忘れることなく、現状に甘んじず、消費者の心を理解し、寄り添いながら一歩ずつ歩みを進めていきたい。伝統や文化とは時代に応じて生み出されたものであり、人々が価値あるものと認識し、長きにわたって受け入れてもらえた結果である。日本は人口減少という変換点に立っている。今は少子高齢化や核家族化、インターネットの登場などで社会やライフスタイルが変化する時代であり、そこから未解決の課題がたくさん生まれる。『ご供養』『健康』の領域での強みを生かしながらそのような課題を解決していくことが、我々の役割であると考えている。先代から受け継いだ英知とDNAで『より健やかに 、よりいきいきと、より安らぎを』のテーマのもと、文化を創造し、歌舞伎のように長きにわたって人々に愛される企業を目指していきたい」と、感謝と決意を述べた。

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