マンダム 西村元延社長、「アジアでグローバルな経営を強みとするオンリーワン・カンパニー」へ

週刊粧業 2016年1月1日号 43ページ

カンタンに言うと

マンダム 西村元延社長、「アジアでグローバルな経営を強みとするオンリーワン・カンパニー」へ
 初めに、昨年7月に弊社の連結子会社であるマンダムインドネシアの工場において火災事故が発生し、多くの現地社員に死傷者が出る事態となりました。

 多くの関係者の皆様にご迷惑やご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申しあげるとともに、皆さまからいただいた励ましや助言、ご支援に対して深く御礼申し上げます。

 今後はグループをあげて再発防止に取り組み、生活者や社会に対してのお役立ちや、さらなる信頼創造に向けて努力してまいる所存でございますので、今後とも、皆さまからのご支援、ご指導をお願い致します。

 2015年は、当社において、第11次中期3カ年経営計画の2年目の年となります。「アジアにおける成長加速と新規事業開拓の推進のための中期3カ年経営計画」と位置づけ、主力市場における事業展開強化による競争優位性の確立と新たな市場・事業分野の開拓による売上規模の拡大を目指しています。

 2016年3月期の上半期は、連結ベースで増収増益となったものの、下半期はマンダムインドネシアの工場火災による特別損失の発生やインドネシア国内の個人消費の減速や、厳しい市場状況が予測されますので、2016年3月期の業績見通しを修正いたしました。

 今年度は、本経営計画の最終年度となります。変化のスピードが著しいアジア市場や、競争激化が見込まれる国内の化粧品市場に対応していくためには、過去の延長線上ではない発想や行動が必要とされます。

 当社では、国内外のグループが一丸となって「アジアでグローバルな経営を強みとするオンリーワン・カンパニー」を目標として、さらなる「お役立ちの拡大」に取り組んでいきます。
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