サンスター、亜鉛を毛髪内に浸透させる技術の開発に成功

粧業日報 2016年1月27日号 5ページ

カンタンに言うと

サンスター、亜鉛を毛髪内に浸透させる技術の開発に成功
 サンスターグループ ヘルス&ビューティーカンパニー(以下、サンスター)は、椙山女学園大学生活科学部の上甲恭平教授の協力のもと、加齢とともに衰える髪質をケアする研究に2009年から取り組んできた中で、毛髪内の亜鉛と髪質との関係が明らかとなり、亜鉛を毛髪に浸透させることで衰えた髪質を回復する新しいヘアケア技術の開発に成功した。

 同社はまず、加齢とともに毛髪のハリ・コシが衰える要因が、毛髪の内部構造の変化にあるとして調査・研究を行った結果、40代以降では毛髪内の亜鉛が減少することがわかった。

 毛髪の細胞膜複合体(CMC)に優先的に作用してその構造を変化させるギ酸に毛髪を浸漬し、処理時間違い(0分、15分、30分)でハリ・コシの官能評価を実施した。

 その結果、ギ酸処理時間が足りないほど毛髪のハリ・コシが減少し、ギ酸処理30分では有意にハリ・コシが減少する結果が得られた。

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