トキワ、持続的な革新で国際競争力トップOEM企業へ

週刊粧業 2016年2月29日号 9ページ

カンタンに言うと

トキワ、持続的な革新で国際競争力トップOEM企業へ
 メーキャップを中心に中身(処方)と外装(容器)の開発・製造を行うトキワは2015年11月期、国内・海外ともに好調に推移し過去最高収益を達成した。

 特に海外売上の伸長により「持続的な革新を行い、国際競争力トップ企業となることを目指す」をスローガンに掲げる中期経営計画も順調な様子だ。

 日比野仁美常務執行役員に話を伺った。

 ――2期連続の2ケタ増収となります。好調を支えているのは。

 日比野 前期は為替なども影響したが、着実に海外の売上構成比は高まっている。それに伴い、国内外の主要取引先も分散化され、バランスの良い売上構成となり、持続的な成長を目指せる体質になってきたことが大きい。

 また、戦略と事業の分離・経営変革のスピードアップを目的に、前期より持株会社への移行を進めている。今期も引き続き移行を進め、グループの強みを活かし、持続的な成長戦略を確実なものにしていく。

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