クラシエホールディングス 石橋社長、夢の実現に向けて全力投球を

週刊粧業 2016年4月11日号 9ページ

カンタンに言うと

クラシエホールディングス 石橋社長、夢の実現に向けて全力投球を
 当社は2007年にカネボウからクラシエに社名変更しましたが、前身の会社から考えれば、 120年以上の歴史と伝統を持つ企業です。伝統とは決して単なる延長の連続ではありません。

 今に向き合いながら更新し続けることによって初めて、その価値を時代に表現でき、そして次世代に紡いでいくことができるのです。今日から私たちとともに知恵を絞り、汗を流し、悩み、そして喜び合える仲間となった皆さんに、心から期待しています。

 皆さんが当社に入社したということは、多くの学生の中から当社が皆さんを仲間として選んだということです。しかし、最終的には皆さん自身が自分の意志で当社への入社を決めたのだと思います。そして今日という日を迎え、皆さんはクラシエという会社と「縁」を持つことになったのです。

 私の好きな言葉に「縁は運によって繋がり、運は縁によって引き寄せられる」という一節があります。今日、こうして社会人としての第一歩をクラシエで踏み出すことになった「縁」、これから出会う多くの仲間や先輩、取引先の方々との「縁」、その一つひとつの出会いを大切にして下さい。

 それらの「縁」を心から大切にして生きていくならば、必ずその「縁」が皆さんに幸運という「運」を引き寄せてくれると私は信じています。

 私は今年の全社中目標を、「一人ひとりが夢を見られる会社」としました。夢は誰でも見ることができますが、その夢の実現の確実性を高めるためには、5年後、3年後、1年後と、どの時点で何をすべきかとブレイクダウンし、一歩ずつ確実に進んでいくことが大切です。

 夢の実現に向けて、全力投球していくことです。会社の夢と皆さんの夢を叶えていける、そんな会社にするために一緒に汗をかきましょう。

 入社して3年目くらいまでの時期に最も必要なことは、「まず行動する、まずやってみる」ことだと思います。

 与えられた仕事を前にして、「この仕事の意味は?」「この作業は何のために必要なのか?」などと考えるよりも「まずやってみる」ことが重要です。全力で自分の手と足と、そして頭を動かすことです。失敗しても構いません。その失敗から成功への糸口を見つけ出せればいいのです。失敗体験なしに、決して成功は生まれません。

 大きな夢を胸に歩き出した皆さんと、実りあるこれからを過ごしたいと思います。明日へつながる一歩一歩を大切に踏みしめ、ともに成長していきましょう。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > クラシエホールディングス 石橋社長、夢の実現に向けて全力投球を

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop