資生堂、ベネフィーク取扱店1700店舗に15分エステを導入

　資生堂は10月21日、化粧品専門店専用ブランド「ベネフィーク」の取扱店のうち約1700店を通じて、15分間で美しさを実感できる専用化粧品と新機器を使用した新エステ「ベネフィークエステ BM」を開始する。

　「ベネフィーク」では2011年9月から導入しているエステメニューを全面的に刷新し、BMスキンケアシリーズが提供する美しさを、店舗で気軽に体感できる「ベネフィークエステ BM」として進化させた。

　同エステは、温冷・超音波（LED）という現行機器の機能に、日本で多数のベストコスメを受賞した、新たな美容の形を提案するブランドReFa（MTG社）のエステティシャンの手技「ニーディング」効果を融合したもの。肌をあたためながら、美しく引き上げるという。

　同社が30～49歳（女性24名）のブランド愛用者を対象に実施した調査では、エステをしたいと思うときは「肌が疲れている時や調子が悪くなっている時」などのリカバリーケアの場面のほか、「大勢の人や昔の友人に会う前」の集中ケアの場面や「頑張った自分へのご褒美」の場面といった声が多かった。

　また、エステに期待する効果としては、「肌がうるおう」「化粧のりがよくなる」のほか、「リフトアップ」「シミ・ソバカスが薄くなる」「たるみがなくなる」などが多く、自分でケアすることの限界を感じているからこそ、プロの技術で年齢を感じさせる肌悩みに対処したいという意識があることがわかった。

　そこで今回は、1回15分で肌効果を感じられる『時短』と『本格』の両立を実現したエステ「℃美容コース」を中心に、45分の「℃美容スペシャルコース」、肌の悩みに合わせて選べる「毛穴クリアコース」「マスクコース（ホワイト）・マスクコース（リフト）」の5つのコースを用意し、ユーザーの幅広いニーズに対応していく。