アルビオン、自社農場拡張し研究開発体制を強化

粧業日報 2016年10月17日号 2ページ

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アルビオン、自社農場拡張し研究開発体制を強化
 アルビオンは、秋田県藤里町に2010年に設立した「アルビオン白神研究所」にて、植物の生産増加と研究開発体制の強化を目的に、自社農場の拡張と新研究棟の設立を行う。

 自社農場は従来の9453㎡から2万7411㎡と約3倍に拡張し、収穫量の増加を図り、原料の安定供給と品質の確保に努めていく。

 また、農地の拡大に伴い、11月末竣工予定の新研究棟には植物の洗浄や乾燥・保管等に使用する作業スペースのほか、実験室や事務室を設置し、研究環境を整備する。

 さらに、今年度より現地採用による新たな人材を迎え入れ、計7名体制で研究所を運営。現地の雇用拡大に貢献し、地域に根ざした研究を推進していく。

 現在、自社農場では「ヨモギ」をはじめ「マロウ」「イワショウブ」など約45種類の植物を栽培。雑草や害虫駆除を手作業で行い、無農薬栽培にこだわるとともに、ユーザーへの安心・安全を約束するうえで重要なトレーサビリティを実現している。
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