ファンケルの共感をうみだすマーケティング手法とは

週刊粧業 2017年1月23日号 14ページ

カンタンに言うと

ファンケルの共感をうみだすマーケティング手法とは
 ファンケル化粧品 取締役 マーケティング本部長 佐藤由奈氏は、 第7回化粧品開発展・第5回国際化粧品展のテーマ別セミナーにおいて、「ファンケルの共感をうみだすマーケティング手法とは」(【COSME-7】 1月25日(水) 15時00分~16時00分)と題して講演を行う。

 佐藤氏に講演の概要についてインタビューした。

 ――満を持して、昨年は60代以降向けブランド「ビューティブーケ」を発売されました。

 佐藤 昨年10月に販売を開始した新ブランド「ビューティブーケ」は、当社の顧客構成で手薄だった60代以降のマチュア世代を対象としている。

 今回の新ブランド発売にあたり、マチュア女性約4500名を対象にライフスタイルや意識を徹底的にリサーチした。また、調査会社を通じたリサーチだけでなく、対象年齢の女性が集まるコミュニティに参加するなど、実際の生の声も集めた。

 こうした調査により、60代になって美容にも健康にも関心が高く、美しさは健康あってのものと考え、かつスキンケアには効果も安全性も求めている女性を「欲張りバランス女性」と定義づけ、新ブランド誕生に至った。

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