ボディソープ市場、2016年も好調をキープ

週刊粧業 2017年3月6日号 1ページ

カンタンに言うと

ボディソープ市場、2016年も好調をキープ
 2016年のボディソープ市場は、ここ数年カテゴリーの拡大を牽引してきた「パーソナルタイプ」が前年比12%減と大幅に縮小したものの、市場構成比で約6割を占める「ファミリータイプ」が7%増、薬用・無添加・男性用・子ども用をまとめた「その他」が12%増となり、市場トータルでは前年比6%増の約640億円となった。

 剤型別では、肌をやさしく洗いたいという生活者ニーズの高まりを受け、「泡タイプ」が引き続き好調をキープしており、昨年のマーケットサイズは全体の1割強を占めるまで拡大している。

 2017年も、ファミリータイプにおいて香りや機能性を付与した「マス・パーソナル」や「泡タイプ」など汎用品と比べて単価の高い製品群で好調が続くことが見込まれ、市場のさらなる拡大が期待される。

「パーソナル」が苦戦する一方、
「マス・パーソナル」が販売好調

 2016年のボディソープ市場のメーカー別金額シェア(週刊粧業調べ)は、全身洗浄料№1ブランドのビオレuを展開する「花王」(33.2%)が首位を堅持し、以下「ユニリーバ・ジャパン」(17.0%)、「牛乳石鹸共進社」(9.6%)、「クラシエホームプロダクツ」(5.2%)、「ロート製薬」(3.9%)、「資生堂」(3.5%)、「第一三共ヘルスケア」(3.4%)、「ライオン」(2.8%)、「ジャパンゲートウエイ」(1.9%)、「ピジョン」(1.8%)と続き、上位2社が市場の約半数を占めている。

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