資生堂2017年12月期第1四半期、2ケタ近い増収増益

粧業日報 2017年5月17日号 1ページ

カンタンに言うと

資生堂2017年12月期第1四半期、2ケタ近い増収増益
「成長事業への積極投資」と
「利益管理の徹底」が奏功

 資生堂の2017年12月期第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比9.0%増の2324億5700万円、営業利益が9.3%増の241億3300万円、経常利益が8.8%増の238億8500万円、純利益が48.7%減の139億9900万円となった。

 第1四半期は、売上の成長が期待できる領域への投資を強化するとともに、成長性や収益性に課題を残しているブランドや領域においても解決に向けた取り組みを開始した。

 また、収益性改善に向けて、事業やブランドごとの利益管理の徹底や、注力する事業やブランドの大胆な組み替え、売上・利益への貢献度が低い商品の大幅な削減などにも着手している。

 その結果、売上高はすべてのセグメントにおいて前年を上回り、現地通貨ベースで前年同期比10.7%増と高い成長性を継続した。

 新ブランドが着実に上乗せになったことに加え、既存ビジネスがプレステージ領域を中心に高い成長を維持し、特に中国人客を対象とするボーダレスマーケティングを積極的に実施した日本・中国・トラベルリテール事業が成長を牽引している。

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