ライオン2018年12月期決算、増収増益

粧業日報 2019年2月19日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 全売上の6割強占める一般用消費財事業が実質0.2%の増収に
  • 2018年度、 海外事業は中国の黒字転換などで大幅増益
  • 2019年度の中国事業は2ケタの増収めざす
ライオン2018年12月期決算、増収増益
一般用消費財事業が実質0.2%の増収に

 ライオンの2018年12月期決算(IFRS)は、中期経営計画「LIVE計画」で掲げた4つの基本戦略に基づく施策を推進し、国内外で将来を見据えた成長のための取り組みを進めた結果、売上高が前期比2.0%増(為替変動の影響を除く実質1.4%増)の3494億300万円、事業利益が1.5%減の283億7000万円、営業利益が12.2%増の341億9600万円、当期利益が22.6%増の256億600万円となった。

 榊原健郎取締役は2018年度を振り返り、「(全売上の6割強を占める)一般用消費財事業では、ファブリックケア分野で価格競争の影響を受け苦戦を強いられたものの、オーラル・ビューティ・リビングの各分野で高付加価値品の育成を進めた結果、17年末に実施した国内生産拠点の集約(ライオンパッケージングのグループ内売上の消滅)の影響を除く実質で0.2%の増収となっている」と語った。

 2019年度は、国内において高付加価値品の継続的な創出・育成に取り組むとともに、海外では中国市場の攻略、展開国の拡大を進めることで、売上高は3%増、事業利益は11%増を目指す。

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