著名アナリスト2氏に聞く、2017年トイレタリー市場展望

粧業日報 2017年7月7日号 1ページ

カンタンに言うと

著名アナリスト2氏に聞く、2017年トイレタリー市場展望


クレディ・スイス証券・森氏、
インバウンドはニッチ商材にチャンス到来

 2016年日用品市場は、それまでインバウンド需要を押し上げてきた紙おむつが4月から10月にかけて大打撃を受けたが、今は回復傾向を強めつつある。

 花王、ユニ・チャームを中心とする紙おむつメーカーが、内需を重視して、インバウンドで人気の一部商品を値上げし中国における転売業者の利ざやを抜く行為を止めたことが大きい。

 そのため、国内はマイナス成長となっているものの、その分、輸出が増えている。国内紙おむつ市場の動向から、インバウンドが減少したと捉えるのは誤りである。

 むしろ、歯みがき剤や洗剤、サプリメント、フェミニンケア、ベビー関連のカテゴリーにおいて、日本製に対する外国人旅行者たちの需要の強さを改めて確認した。

 化粧品と比べ、低空飛行ではあるものの、地味にアジア市場でも売上を伸ばしてきている。

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