2016年度 サロン用化粧品市場は1661.5億円|TPCマーケティングリサーチ調査

粧業日報 2017年11月27日号 4ページ

2016年度 サロン用化粧品市場は1661.5億円|TPCマーケティングリサーチ調査
 TPCマーケティングリサーチは、2017年8~11月にかけて業務用化粧品メーカーを対象に、サロン用化粧品市場について調査を実施し、その結果を発表した。

 2016年度のサロン用化粧品市場は、前年度比1.3%増の1661.5億円となった。

 販売面では、取引店舗数の増加や重点サロンへのサポート体制の強化、不正流通対策の徹底化等により堅調に推移している。

 商品面では、ヘッドスパやオーガニックなどの高付加価値の商品・サービスの提供を謳ったブランドの投入や、アッシュ系をはじめとするヘアカラーブーム等が、市場の拡大に寄与している。

 このうちヘアカラーは、「イルミナ カラー」(HFCプレステージジャパン)の発売以降、若年層向けのアッシュ系を中心とした新カラーブランドやシリーズの投入が活発になっている。特に、同ブランドは『髪を傷めないカラー剤』として美容師だけでなく一般消費者からも支持を獲得しており、このことが市場の拡大に大きく貢献している。

 また、高付加価値の商品やサービスを謳ったブランドとしては、比較的生産性が低い傾向にあるアシスタントを有効活用するため、ヘッドスパブランドを投入する企業が増加している。

 2017年度は、前年度比1.4%増の1684億円となる見通しだ。引き続き、アッシュ系をはじめとするファッションカラーが市場を牽引する見込みとなっている。

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