天真堂、中国での販路開拓を積極サポート

週刊粧業 2018年10月22日号 78ページ

2018年10月23日 14時40分

Ss20181022 34

 日本の化粧品市場は、インバウンド需要による影響でプラス成長となっているものの、国内需要は厳しい状況にあります。

 そうした中で、来年以降はインバウンドで最も多くの売上構成比を占めると言われる「ソーシャルバイヤー」に対する規制が中国内でより一層強化されてくるでしょう。

 実際に、中国政府はメイドインジャパンの化粧品を正規ルートで販売するための体制整備に力を入れており、年内まで中国での化粧品販売で必要とされるCFDA(国家食品薬品)の登録申請に対する規制緩和を行っています。

 しかし、想定以上に申請依頼が寄せられ、許可取得までに長期の時間を要する状況が続いており、来年以降はこのCFDAの申請を中国政府が一時的にストップせざるを得ない可能性もあります。

 そうなれば今後、CFDAを取得していない商品はいくらソーシャルバイヤーが日本から輸入しても現地で販売することができませんので、日本での仕入れを辞めるソーシャルバイヤーが増え、その結果インバウンド需要が落ち込む可能性があります。

 もし仮に、これが現実のものとなれば、好調が続く化粧品OEM市場の成長率は鈍化し、来年以降の大きなリスクになるかもしれません。

 当社では中国において正規ルートでの販売が今後さらに増加することを見込んで、既存クライアントの商品に関してCFDAの申請取得を積極的に行っています。

 同時に、現地での販売先も確保しなければなりませんので、これまでに自社ブランド「sakuraim(サクライム)」で開拓した現地ドラッグストア2万5000店舗の販売網を活かし、そこへクライアントの商品を流通させていきます。こうしてCFDAの許認可取得と販売ルートの紹介を行い、クライアントの中国での販路開拓を支援することで、同業他社との差別化を図っています。

 今後は、中国での模倣品対策としてCFDA・商標・ドメインの一括取得を進めていくほか、中国の市場調査に対する投資を積極的に行い、中国で求められる商品の開発に注力していきます。

 将来的には、自社のOEM事業とクライアントのビジネス支援をさらにグローバル化させていき、中国以外にASEANへの進出も支援していきたいと考えています。

 単に依頼されたモノだけを作るのではなく、あくまでもビジネスの成功を見据えた提案型営業のOEM展開で、これからもクライアントの事業成長を支援してまいります。(児玉和之社長)

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