ユニファースト 橋本敦副社長、パフォーマンス向上で化粧ポーチOEMの好調持続へ

週刊粧業 2018年11月5日号 16ページ

ユニファースト 橋本敦副社長、パフォーマンス向上で化粧ポーチOEMの好調持続へ
 1981年に縫製・シルク印刷加工で事業をスタートしたユニファーストは、化粧ポーチやトートバッグなどの縫製品を中心としたノベルティグッズOEMを展開している。

 同社では、2014年から毎年2ケタの増収増益を継続しており、18年の売上高は14年対比で2倍の26億円で着地する見通しで、売上総利益は2.5倍に達するペースで伸長している。

 ユニファースト 橋本敦副社長は、生産管理・デザイン・営業の各部署を組織化したことによる社員1人あたりのパフォーマンス向上と、化粧ポーチOEMの受注拡大が業績拡大の原動力になったと語る。

 「社員は今年数名増えたぐらいで、4年前と大幅に変わっていない。1人で仕事を抱える社員が多かったが、今ではチームごとに相談しながら仕事を進められる環境になり、パフォーマンスが向上している」

 ユニファーストでは、「つくりたいを形にする会社」を経営理念に掲げ、既製品にはない全く新しいノベルティグッズを作りたいという依頼にも柔軟に対応し、「素材から今までにない面白いものを提案するほか、臨機応変にカスタマイズできる対応力が好評で、化粧品業界のお客様からの受注が増えている」という。

 今後の事業方針としては、同社が強みとする「対応力」「生産ネットワーク」の強化を推進し、付加価値の高いノベルティグッズの提供を目指していく。

 対応力に関しては、営業力の強化とチームで顧客に対応する体制の整備に努めていく。

 生産ネットワークに関しては、ASEANでの生産拠点の開拓に注力する。既にベトナムとカンボジアではスポーツバッグのOEM生産を開始し、今後は化粧ポーチも提供できる拠点を構築していく。

 「お客様が言葉にできなくても欲しいと思っているものを形にすることが当社のすべきことであり、そのためには経営者も含めて全員のパフォーマンスを高める取り組みを推進していきたい」
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