タレンタップ、美容部員の育成に特化したオンラインスクールを開始

粧業日報 2018年12月14日号 1ページ

タレンタップ、美容部員の育成に特化したオンラインスクールを開始
 タレンタップ(辻堂篤社長)は、東京都が運営する産業特化型インキュベーションセンターに認定されたスタートアップ企業で、「ファンづくりできる美容部員を増やす」というミッションのもと、「IT×美容×教育」をテーマにオンラインスクール事業と人材紹介事業を展開している。

 同社では美容部員の早期離職を減らし、志望者を増やすためのコンテンツとしてオンラインスクール「Talentap(タレンタップ)」を12月20日にリリースする。

 オンラインスクールを通じて「1人でも多くの美容部員になりたいという夢を叶えたい」と語る辻堂社長に、Talentapの立ち上げに至った経緯や同スクールの概要などを聞いた。

 ――まずは、オンラインスクールを立ち上げた経緯をお聞かせください。

 辻堂 美容部員は人に感動を届け、モノではなくストーリーを売る仕事だ。これほど魅力的で、IT化が進展しても人間にしかできない仕事は他にない。

 しかし、昨今は労働条件や将来性を考慮して美容部員になることをためらう人が少なくない状況にあり、景気回復や働き方改革などによって優秀な人材が他業種に流れてしまっている。

 美容部員を目指す人は、過去に魅力的な美容部員に出会っているケースが多く、魅力的な美容部員が少なくなれば必然的に美容部員を目指す人も少なくなる。

 私たちはこれらの人材課題の解決に向けて、美容部員の魅力を発信して美容部員になりたい人を増やし、美容部員になった人が自分に合ったブランドを見つけることができ、成長してより魅力的な美容部員になることで美容部員になりたい人をさらに増やしていくという、好循環の仕組みを構築することに挑戦していきたいと考えた。

 美容部員は未経験でもチャレンジできるが、専門性の高い仕事のため入社後に行き詰まるケースが多く、それが早期離職の一因になっていた。

 また、実際の仕事についていけるか不安で美容部員への応募をためらっている人も多く存在していた。

 そこで、美容部員の早期離職を減らし、志望者を増やすためのコンテンツとしてオンラインスクールを立ち上げた。魅力的な美容部員を1人でも多く輩出していきたい。

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