ライオン、人や地球の健やかな未来の創造めざす

週刊粧業 2019年1月1日号 82ページ

ライオン、人や地球の健やかな未来の創造めざす
 ライオンは、2030年に向けた経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の実現を目指し、中期経営計画「LIVE計画」(2018~2020年)に基づき、持続可能な社会の発展と事業の成長を目指したサステナブル経営を進めている。

 同社では、国内外で高まるQOL向上などのヘルスケアに関する社会課題解決に向けて、商品・サービスを通じて「あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」(SDGs目標3)の達成に貢献していく。

 SDGsに関する具体的な取り組みについて、小笠原俊史CSV推進部長に話を伺った。

 ――「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニー」を目標とする経営ビジョンに込めた貴社の想いをお聞かせください。

 小笠原 2019年で創業128年目を迎える当社が100年後もお客様に支持される企業であり続けるためには、サステナブルな社会に貢献し、企業価値の向上を目指すことが重要になる。

 我々が目指しているのは、人や地球の健やかな未来を創ること、未来をWell‐Beingな社会にすることだ。

 Well‐Beingな社会にするために、当社ではこれまで「愛の精神の実践」という社是のもと、歯みがきや手洗い、掃除・洗濯などの場面で全ての人の1日に寄り添いながら、毎日の習慣を身につけて、くらしをより良く快適にする商品を世の中に送り出してきた。

 今後は次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへの実現に向けて、毎日の何気ない健康習慣をもっとさりげなく、「リ・デザイン」してもらえるよう健康、快適、清潔・衛生を通じた新たな顧客体験価値を創造していき、それらの活動をSDGsにもつなげていきたい。

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