日展協、総会懇親会を開催、新会長にはマイナビ浜田氏

粧業日報 2019年6月4日号 5ページ

日展協、総会懇親会を開催、新会長にはマイナビ浜田氏
 日本展示会協会(日展協)は5月28日、総会懇親会を開催し、総会では新たな執行部が選出され、懇親会では新執行部が発表された。

 今回の人事刷新にあたり、5期10年にわたり会長を務めてきた石積忠夫氏(リード エグジビション ジャパン社長)が名誉会長となり、新たにマイナビ専務取締役の浜田憲尚氏が新会長となった。

 挨拶に登壇した石積名誉会長は、「10年間、日展協の活動に全力を尽くしてこれたのは、会員の皆さまの日展協の活動への理解と協力のおかげだ」と感謝の意を述べた。また、日展協の発展を裏づけるデータとして「10年間で会員が約2倍となり、各会合への参加者も増加し続けている」ことを挙げ、「会員同士の交流が活発になったことで、新しい展示会が次々に開催されている」と語った。

 10年という節目を前に、後任者を早くから探していたという石積名誉会長は「社員数が50人規模だったマイナビを現在の規模にまで育て上げた浜田氏なら、日展協を必ず大きく発展させてくれるだろう。重要な仕事ほど、一番忙しい人間に任せると必ず成功する」と浜田会長就任の背景を語った。

 続いて登壇した新会長の浜田氏は、「10年前に日展協に参加した当時の石積名誉会長の展示会産業への熱い想いは、今でも身震いするほどの感動として深く胸に残っている」としたうえで、「日展協の発展余地を深く知り、展示会産業が日本経済に与える価値をより高めていきたいという想いが高まっていた」と述べた。

 さらに、「展示会産業の状況を直視しつつ、さらなる発展のために会場建設を推進していく」と語った。
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