東洋新薬、新工場「インテリジェンスパーク」竣工式開催

粧業日報 2019年6月17日号 3ページ

東洋新薬、新工場「インテリジェンスパーク」竣工式開催
 東洋新薬は6月6日、新工場「インテリジェンスパーク」の竣工式を工場敷地内で開催した。

 同工場は、6月17日より稼働開始予定の健康食品製造工場で、機能性表示食品や特定保健用食品などの高付加価値製品の生産拡大・効率化を図った設備設計が特長となっている。

 竣工式では、神事が執り行われた後、服部利光社長が挨拶に登壇し、続いて工場建設に携わった奥村組の奥村多加典社長と鳥栖市の橋本康志市長が来賓として挨拶した。

 服部社長は、「新工場は、世界一の研究開発力と売上、利益を持つ企業になろうという想いを込めて、『インテリジェンスパーク』と名付けた。令和最初の年に奥村組と神事を行えたことは大変名誉なことだ。令和の新時代にふさわしいインテリジェンスパークにすべく、工場を整えていかなければならない。また、今後も第2、第3のインテリジェンスパークが鳥栖の地にできるように、より一層努力していきたい」と語った。

 奥村社長は、新工場について、「さらなる生産体制の強化を図るべく、これまで培ってきたノウハウを高度に集約させた次世代型の生産拠点として計画された。このような意義深い事業に参画できたことは大変名誉なことだ」と振り返った。

 橋本市長は、「1999年に当市へ進出されてから約20年になる。その間に、本部や第1工場、第2工場と着々と発展し、そのことが当市の発展にもつながっている。企業と地域の発展は一体不可分なものであり、今後も企業が操業しやすくなるように努めていきたい」と述べた。

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