サンスター、創業100周年に向け長期ビジョンを策定

　サンスターグループは、社是「常に人々の健康の増進と生活文化の向上に奉仕する」の実現に向け、創業100周年を迎える2032年のありたい姿「サンスターグループ長期ビジョン2032」を策定した。

　長期ビジョンでは、予防医療やウェルネスの観点からお口の健康を起点とした全身の健康増進に寄与する製品・サービスを創造することや、人々が心身ともに健やかで快適な生活を一生涯を通じて送れるようサポートし、世界で最も信頼できる企業の1つとして認められることを、2032年のありたい姿として掲げている。

　サンスターグループでは、その実現に向けて社会から求められる「環境」「パートナーシップ」「人財」「経営基盤」の取り組みに積極的に対応していく。

　具体的には、地球環境の健全な営みを維持できるよう、製品のライフサイクル全体での環境負荷を削減し、有限な資源の有効活用を実現するビジネスモデルを構築していくとともに、消費者はもとより地域の人々や各分野の専門家、取引先などに寄り添い、連携を深め、積極的に情報を開示することで良好なパートナーシップを築き、社会課題の解決に向けた協力を進めていく。

　また、コンプライアンス、リスクマネジメントなどに関する方針・体制を整備し、長期的な企業価値向上に向けた仕組みを強固にすることで、世界で最も信頼できる企業として盤石な基盤を築いていくとともに、グローバルな視点からそれぞれの多様性を認め合いながら切磋琢磨し、心身ともに健康的に働くことができる職場を世界中で提供することで、社員幸福度世界一の実現を目指す。

　それと並行して、サンスターグループでは社会の一員としての社会的責任を果たすべく、国連が掲げるSDGsの達成に向けて、「3．全ての人に健康と福祉を」「11．住み続けられるまちづくりを」「12．つくる責任つかう責任」の3つの目標を重点課題として取り組んでいく。