ホシケミカルズ、各種試験を組み合わせたODMに注力

週刊粧業 2020年1月27日号 9ページ

ホシケミカルズ、各種試験を組み合わせたODMに注力
 化粧品・医薬部外品の提案型OEM/ODMを主軸とするホシケミカルズでは、クライアントの販売チャネルやターゲットに合わせて第三者機関による最適な安全性・有用性試験を提案している。

 2019年からは、医薬部外品として既に承認済みの処方に抗シワの有用性試験を組み合わせたODM製品の提案を開始し、スピーディーな製品化を実現するだけでなく、有効成分以外で製品の付加価値を高める取り組みで競合他社との差別化を図っている。

 また、同社では海外クライアント企業からの豊富な受注実績に加え、海外新規企業からの問い合わせや現地レポートを蓄積している。

 そのため、国内クラアント企業の海外向け製品の製造に際して、現地でニーズの高いエビデンス(評価試験項目)を踏まえた製品づくりを強みとしている。

 海外のクライアント企業からは、受注製品の評価試験を日本の第三者機関に依頼するケースが増えているといい、「日本の機関でエビデンスを取得していること自体が海外市場でも安心・信頼につながり、訴求ポイントになる傾向がある」(企画開発室広報 平地祥子氏)という。

 海外では近年、中国をはじめとするアジア圏において、低刺激(敏感肌)スキンケアのニーズが高まっていることから、安全性試験(パッチテスト・スティンギングテスト)や感作性(RIPT₌アレルギーテスト)を組み合わせた化粧品・医薬部外品のOEM・ODM製品を提案している。

 「今後はハラールとエコサートの認証を取得した自社工場を通じて、各種安全性試験と掛け合わせたOEM・ODMの提案を強化していきたい」(平地氏)
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