天真堂、OEMから評価試験まで自社一貫で支援

週刊粧業 2020年1月27日号 8ページ

天真堂、OEMから評価試験まで自社一貫で支援
 薬用化粧品・機能性表示食品OEM受託製造メーカーの天真堂は2016年6月、本社内に研究施設を開設し、これを機に有用性試験を希望するクライアント企業限定で受託評価試験サービスの提供を開始した。

 評価試験では皮膚の水分値や油分値、粘弾性などを測定する「キュートメーター」をはじめ、皮膚表面のシミやシワ、毛穴などを測定する「VISIA」、皮膚表面と頭皮を観察する「マイクロスコープ」などを用いた有用性試験を行っている。

 「単に製品を作るだけではなく、売れるところまで一貫したサポート体制が当社の強みであり、測定した各種データをクライアントが販促で活用できるようマーケティングと連動した形で支援している。クライアントから評価試験の依頼があれば、自社施設なので外部機関に依頼するよりもスピーディーに対応できるほか、コスト面でもメリットがある。また、現在推進している中国事業においても、評価試験を通して日本製品の安全性をより効果的に訴求することができる」(同社)

 その後、海外事業の拡大等に伴い、2019年9月にリニューアルした研究施設は、従来比で約7倍の500㎡に拡張し、クリーンルームに加えて製品の安定性を確認する保管庫を新設した。

 「今後もクライアントの製品に安全性と有用性の付加価値を付与する評価試験のスピーディーな対応に努めていく。また、今期は中国企業からのOEM受託を拡大していきたいと考えており、中国での展示会へ積極的に出展し、現地のクライアント企業とスムーズに商談ができるよう、医薬部外品だけでなく化粧品のストック処方も順次増やしていきたい」(同社)
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