資生堂2019年12月期、売上高・営業利益とも過去最高に

粧業日報 2020年2月18日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 「プレステージ」「重点リージョン」が成長を牽引
  • トラベルリテールの売上が1000億円を突破、4年で4倍に
  • 2020年は売上高1兆2200億円、営業利益1170億円めざす
資生堂2019年12月期、売上高・営業利益とも過去最高に
 資生堂の2019年12月期連結業績(日本基準)は、売上高が前期比3.4%増の1兆1315億4700万円、営業利益が5.1%増の1138億3100万円、経常利益が0.7%減の1087億3900万円、純利益が19.8%増の735億6200万円となり、売上高、営業利益、純利益とも過去最高を更新した。

 売上面では、グローバル成長を牽引し、新製品が寄与した「プレステージ」や、中国・トラベルリテール(TR)・欧州・アジアパシフィックなど「重点リージョン」が貢献した。

 利益面では、ブランドミックスや戦略的なマーケティング投資、欧米事業の収益性改善などを実施し、営業利益率が10.1%(前期比0.2P増)となっている。

 主力グローバルブランドの売上増減実績は、「SHISEIDO」が+18%、「クレ・ド・ポー ボーテ」が+9%、「イプサ」が+16%、「NARS」が+14%、「LAURA MERCIER」が+8%、「Dolce&Gabbana」が+9%、「エリクシール」が+9%、「アネッサ」が+9%となっている。

 エリア別の売上増減実績は、日本が+0.7%(+31億円)、中国が+19%(+363億円)、アジアパシフィックが+5.8%(+40億円)、TRが+19.4%(+170億円)、米州が▲0.3%(▲4億円)、欧州が+11.8%(+133億円)となった。

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