東洋新薬、「大麦若葉末」関与成分の機能性表示食品を届出

粧業日報 2020年3月19日号 4ページ

東洋新薬、「大麦若葉末」関与成分の機能性表示食品を届出
  東洋新薬(本社=福岡)は、「大麦若葉末」を関与成分素材とする日本初の機能性表示食品「大麦若葉の繊維青汁T」を届け出し、3月5日付で公開されたと発表した。

 届出番号はE686で、届出表示は「本品には、大麦若葉由来食物繊維が含まれます。大麦若葉由来食物繊維には、便通を改善する機能が報告されています。便秘気味な方に適した食品です」としている。

 同社は長年、「大麦若葉末」の機能性について研究を重ねており、これまでに整腸作用をはじめ、血中中性脂肪上昇抑制作用やカルシウム吸収促進作用などを確認している。

 「大麦若葉末」に含まれる「大麦若葉由来食物繊維」は、イネ科オオムギの若葉部を乾燥、微粉砕加工した成分で、同社は2010年に関与成分として便通改善作用を許可表示とする特定保健用食品の許可を取得している。

 今回の届け出には、特定の最終製品に対する臨床試験ではなく「大麦若葉由来食物繊維」を総合的に評価したSR(システマティックレビュー)を用いている。

 このため、今後は同成分を青汁のほか、グリーンスムージーや清涼飲料水などの飲料、パン、焼き菓子、うどんなどへ配合することで、日々の生活で取り入れやすい機能性表示食品として届け出を行うことも可能となっている。

 同社は、今後も素材の新たな可能性を見出し、健康食品・化粧品のODEM(OEM&ODM)メーカーとして多くの人々のQOLの向上に貢献していく。
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