ポーラ、色彩効果で唇の質感引き立て軽やかな使い心地も実現

週刊粧業 2020年4月13日号 4ページ

ポーラ、色彩効果で唇の質感引き立て軽やかな使い心地も実現
 ポーラは2020年2月21日、高感度な女性に向けたメークブランド「ディエム クルール」から、色彩効果を応用して唇の自然な質感を引き立てる軽やかな使い心地を実現した「カラーブレンドデュオリップカラー」(全6色各3.5g3500円)を発売した。

 ディエム クルールは、透明感の高い肌づくりをブランドポリシーに掲げ、2018年3月に誕生した。以来、カラフルで色鮮やかな新感覚のベースメークを次々と投入し、ユニークな見た目の各種アイテムがSNSで話題となっている。

 今回、ディエム クルールで初となるポイントメークを発売した経緯と商品特長、今後のブランド戦略などについて、商品企画部戦略ブランドチームの大竹絵里氏に話を伺った。

 ――ブランド初のポイントメークを投入した狙いと、商品特長についてお聞かせください。

 大竹 リップはその日の服装や気分によって使い分けるユーザーの増加に伴い、1人あたりの購入本数も増えてきており、2016年からリップ市場が伸長傾向にある。

 ディエム クルールでは、ターゲットとする20代後半から30代前半の女性のグループインタビューを定期的に行っており、その中でトレンドとなっているマットタイプのリップを使うと自分の肌から浮いたように見え、健康的に見えないといった悩みを持つ女性が意外と多いことがわかった。

 ポイントメークは本来、気分や服装に合わせて自由に楽しむものだが、自分の肌になじまないということで不安やネガティブな気持ちになってしまうのは非常に勿体ない。

 そこで、当社ではメークをもっと楽しんでもらえるよう、テクニックが不要で肌浮きしにくく、素肌の美しさを最大限引き立たせるポイントメークをブランドのラインナップに加えたいと考え、約2年の開発期間を経て完成した。

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