マンダム、「自己投資支援」など新人事制度を導入

粧業日報 2020年5月12日号 5ページ

マンダム、「自己投資支援」など新人事制度を導入
 マンダムは4月1日より、社員のキャリア自律をサポートする新人事制度として「自己投資支援制度」と「副業制度」を導入した。人事部内に「キャリア開発室」も新設し、人財活用・人財開発の強化に取り組むという。

 「自己投資支援制度」は、キャリア形成につながる経験・知識・資格の取得に対する講座やセミナーを対象に、入学金や受講料の3割(上限15万円、年1回)を支給する。

 「副業制度」は、会社の成長に貢献できる内容であり、かつ個人事業主であることを前提に、勤続年数など会社が定める一定の要件を満たす副業を制度の対象としている。

 2つの人事制度の導入により「学びの機会を広げることで社員自身が描くキャリアの実現を後押しし、社員の働き甲斐につなげるとともに、社員の成長による業務への貢献を期待している」(同社)という。

 また、人事制度では同日より、シニア社員の活躍推進に向けた「シニア正社員制度」と、管理職の活性化に向けた「役職勇退制度」もスタートしており、若手からシニアまで全社員が活躍できる環境を整えたことになる。
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