アンチエイジング、エクソソームリッチと第三世代原料で差別化

週刊粧業 2020年11月9日号 7ページ

カンタンに言うと

  • ヒト幹細胞培養液のパイオニア
  • 独自ローリングボトル培養でエクソソームが10倍リッチに
  • コロナ禍の中、幹細胞培養液を中心に拡大続けるメーカー
アンチエイジング、エクソソームリッチと第三世代原料で差別化


独自ローリングボトル培養で
エクソソームが10倍リッチに

 このローリングボトル培養を行うことで、成長因子などのサイトカインだけでなく、エクソソームも通常の約10倍豊富な状態となっている。

 現在アンチエイジングのヒト幹細胞培養液は、濃度97%の「RemyStem」を筆頭に、それをリポソームにした濃度50・30・10%の「RS Liposomeシリーズ」と、エクソソームを高濃度に配合しリポソームとハイブリッドした「RemyEV」などがラインナップの中心となっている。

 同社の幹細胞培養液はどれもエクソソームリッチな原料であるが、エクソソームの表示名称「ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソーム」が表示できるのは、工程上後からエクソソームを添加している「RemyEV」のみとなる。

 同製品は医薬品のドラッグデリバリーシステムとして開発されたハイブリッドエクソソームの技術を化粧品に応用したもので、従来のリポソームよりもさらに生体内利用率を高めることを目的に開発された最新のヒト幹細胞培養液だ。

 現況と今後について牛島美樹代表取締役は「無加工のヒト幹細胞培養液を第一世代、浸透性を高めたリポソームが第二世代だとすると、ハイブリッドエクソソームで細胞への取り込みまでを向上させた『RemyEV』は第三世代のヒト幹細胞培養液といえる。このように幹細胞培養液の可能性はさらに広がっている。また、コロナ禍による巣ごもり需要を背景に1万円超えの高価格帯にも関わらずEC売上が昨年の3倍に伸長したというお客様の声も聞こえてくる。エクソソームリッチな幹細胞培養液とハイブリッドエクソソームを差別化に、当社はさらなる需要拡大を目指していく」と語った。

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