日本色材工業研究所、吹田工場を閉鎖

粧業日報 2021年4月20日号 6ページ

カンタンに言うと

  • 座間工場とつくば工場に業務を集約
日本色材工業研究所、吹田工場を閉鎖
 日本色材工業研究所は、3月23日に開催した取締役会にて、生産拠点の1つである吹田工場(大阪府吹田市幸町24-1)の閉鎖を決議した。

 日本色材グループはこれまで、2017年度よりスタートした「中期事業戦略ビジョン(2017-2021)」のもと、「生産能力の増強」「グローバリゼーションの加速化」を成長戦略の柱に据え、グループ一丸となり取り組んできた。

 しかし、新型コロナウイルス感染症が拡大し、外出機会の抑制やインバウンド需要の消滅、新生活様式の定着などにより国内外の化粧品需要が大幅に縮小している。

 同社ではこのような状況下で、会社業績の早期改善に向けて経営資源の再配置と効率化を進めるべく、1971年12月の操業より50年経過し、建物の老朽化が進む吹田工場を閉鎖することを決めた。

 同工場の業務については、座間工場(神奈川県座間市)とつくば工場(茨城県つくば市)に集約することとなった。

 閉鎖時期は今年8月を予定し、吹田工場閉鎖の業績への影響については2021年2月期に特別損失(金額等は現在精査中)を計上するという。
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