日本コルマー、開発スピード向上を図り好調維持

粧業日報 2022年1月17日号 4ページ

2022年1月7日 13時40分

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 国内5研究所・7工場体制で化粧品・医薬部外品OEM/ODM事業を展開する日本コルマーは2022年3月期上期(21年4~9月)、スキンケア・ヘアケアのカテゴリーが引き続き好調に推移し、売上高は前年同期比4.5%増だった。

 下期もこれまで堅調に推移していると神崎友次会長は話す。

 ――国内化粧品業界がコロナ禍の長期化で厳しい市場環境にある中、貴社はプラス成長を続けています。好調持続の要因についてお聞かせください。

 神崎 長引くマスク生活でメークアップは厳しい市場環境が続き、当社もその影響を受けているが、スキンケアやヘアケアといった他のカテゴリーがその分をカバーする形で伸長している。

 カテゴリーそれぞれでいくつかのヒット商品に支えられた一面もあるが、取り扱う商品カテゴリーや取引先の分散化により市場環境や特定取引先の影響を受けにくい経営体質と、年間約1000SKUの新製品を生み出す開発ノウハウの2つが、持続的な成長の土台となっている。

 ――国内化粧品OEM/ODM業界の今後の成長性についてどう捉えていますか。

 神崎 化粧品OEM/ODM業界は、医薬品や食品と同様にアウトソーシング需要の拡大がある。異業種からの参入企業はもとより、既存のブランドメーカーも製造だけでなく、研究開発もアウトソーシングする時代に入っている。この流れは今後さらに加速化していくと思われる。

 ――最後に、貴社の成長戦略についてお話しいただけますか。

 神崎 コロナ禍では、生活の変化にともなう新たなニーズ対応で、開発スピードがより重視されるようになった。当社も研究員約180名体制で研究開発のさらなるスピードアップを図っている。

 開発スピードを重視する一方で、5つの研究所のうち、横浜研究所とスキンリサーチセンター(大阪)では、独立型研究所として長期的な視点でイノベーティブな研究開発にも取り組み、さらなる研究開発力の向上を図っていく。

 ただ、日本国内は、人口減少により市場規模の拡大が期待できないのはコロナ収束後でも変わりはない。そのため、企業の多くが成長性のある海外市場に進出していくことになる。

 2020年春に新設したベトナム工場は、既存の化粧品ブランドに加え、事業の多角化を目指す異業種企業などもターゲットにしながら、様々な企業のASEAN市場進出・深耕をサポートしていく。

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