2022年日雑卸業界展望、企業規模に関わらずシステム投資が必須

週刊粧業 2022年1月24日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 首都圏の化粧品は厳しい状況、付加価値商品で成長を持続
2022年日雑卸業界展望、企業規模に関わらずシステム投資が必須
 原油高やコンテナ不足によって、製品価格が高騰している。加えて、ドライバー不足や庫内人件費の高騰によって、卸売業を取り巻く環境は厳しい。

 コロナ禍で、中堅の地方卸は十分な供給機能を果たすことができない局面に陥った。メーカーが都心、大手流通業への供給を優先した影響を受けた。

 一方、全国卸はインバウンド需要の消失という逆境にあって、コロナ禍のライフスタイルの変化に対応した新しい商品提案や得意分野の事業体制の強化などによって、業績は概ね堅調に推移した。

 直近で、あらゆるコストが上昇する中、企業規模に関わらず、省力化のためのシステム投資が迫られる。

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