マツキヨココカラ&カンパニー、統合シナジーの最大化が重点課題

粧業日報 2022年2月18日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 共同開発PB「レシピオ」は計画を大幅に上回る
  • 健康、美容のスペシャリストを育成
マツキヨココカラ&カンパニー、統合シナジーの最大化が重点課題
 マツキヨココカラ&カンパニー(松本清雄社長)は事業会社の3300店を超える人材をはじめとした経営資源を活かし、バーチャルを含め、顧客の利便性を追求する。

 統合シナジーの最大化が重点課題となり、21年11月、経営統合後初の共同開発PBとして敏感肌用のスキンケア「レシピオ」を発売し、計画を大幅に上回るペースで好調に推移している。さらに、顧客サービス、マーケティングビジネス、店舗マネジメントによるウエルネス戦略によって、統合シナジーを追求する。

 1月27日、オンラインで開催したドラッグストアMD研究会で、塚本厚志副社長が講演し、基本戦略、重点施策について説明した。

 マツキヨグループ、ココカラファイングループの2つの事業会社で、約1億の顧客接点がある。内訳で、カード会員は4500万人、アプリ会員は2400万人で、直近ではスマホによるデジタル会員が44%増と伸長が著しい。

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