資生堂、末川久幸常務を第14代社長に決定

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資生堂、末川久幸常務を第14代社長に決定

 資生堂は2011年1月12日、臨時取締役会を開催し、4月1日より代表取締役執行役員社長・前田新造氏(63)を代表取締役会長に、取締役執行役員常務・末川久幸(すえかわ・ひさゆき)氏(51)を代表取締役執行役員社長とする役員人事を決定した。

 同社は現在、「日本をオリジンとし、アジアを代表するグローバルプレイヤー」となることをめざし、2007年に策定した10年間のロードマップの第1フェーズ「すべての活動の質を高める」3カ年計画(2008年度~2010年度)に取り組んでいる。

 4月から第2フェーズ「成長軌道に乗る」をテーマとした次期3カ年計画(2011年度~2013年度)をスタートさせるにあたり、新たなリーダーのもとで改革をさらに加速していくことが望ましいと考え、この機を最適のタイミングと捉えて今回の社長交代に至った。

 末川氏は、1982年(昭和57年)に入社。化粧品専門店の営業担当を皮切りに、本社で営業担当の研修や化粧品事業の戦略立案業務など国内化粧品事業の主要部門を経験した。その後、経営企画部にて前3カ年計画(2005年度~2007年度)の企画・立案を手がけ、前田氏とともに改革を推進した。2007年には事業企画部長として国内化粧品事業の改革の陣頭指揮にあたり、2008年に執行役員経営企画部長に就任後は、前田氏の参謀役として経営の舵取りを行ってきた。

 国内化粧品事業のみならず、全社的な経営の企画・立案に精通しているうえに、強い信念と異なる価値観を受け入れる柔軟性を兼ね備えていることから、前田氏が進めてきた改革をさらに発展させる最も相応しいリーダーとして臨時取締役会にて選任された。

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