キム・ジョンドク(金鍾徳)選手、シニア賞金王が化粧品事業で巻き返しへ

訪販ジャーナル

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キム・ジョンドク(金鍾徳)選手、シニア賞金王が化粧品事業で巻き返しへ

 ゴルフを愛好する化粧品会社経営者は少なくない一方で、化粧品会社を経営しているプロゴルファーは世界的に見ても、おそらく相当に希少な存在だといえそうだ。ましてや、それが特定のツアー競技で賞金王になるほどの実力を備えた名選手となれば、話の核心が気にかかる――。  男子プロゴルフのシニアツアーは富士フイルム シニア チャンピオンシップ(2011年11月3日~、千葉県木更津市)が最終戦となり、11月5日の決勝日に参戦初年度の金鍾徳(キム ジョンドク、韓国「50」)選手が単独2位に入って賞金王を決めた。獲得賞金総額3697万円のうち、1500万円はファンケルクラシックの優勝賞金だった。  化粧品メーカーが冠スポンサーについた大会に勝って賞金王へ弾みをつけた金選手だが、韓国で友人らと経営する化粧品会社が上手く行かず2007年には心労から胃を患ったという経緯からは、同選手をはなはだ化粧品と縁深い命運の持ち主だと見ることができる。  花開いたゴルフという「本業」と、病気を引き起こすほどストレスを強いた化粧品ビスネスという「副業」の明暗について金選手に話を聞いた。  ――世界的に見ても化粧品会社を経営している賞金王とは聞いたことがない。   (化粧品事業は)2001年から韓国でやっている。社名はナノソルといい(商品は)エッセンスとかクレンジングなど、いっぱい全部ある。以前はちょっと(経営状態が)よくなかったが、いまはまぁまぁだよ。ただ、このままではよくないからウズベキスタンやロシア、香港へビジネス(の機会)はいっぱいあるから、来年からもうちょっと頑張る。  (事業から来る心労で)身体を壊したのは4年前。今はもう大丈夫だ。これは知人から指摘されたことだが、本当にストレスが(身体に)一番悪い。今はもう全てがOKだ。

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