日本香堂、「アンミンプラス」で快眠・快醒訴求~新規チャネルの開拓にも取り組む

粧業日報

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日本香堂、「アンミンプラス」で快眠・快醒訴求~新規チャネルの開拓にも取り組む

 日本香堂は「アンミング」の新シリーズ「アンミングプラス」をこのほど発売した。出荷開始は10月16日。

 睡眠の専門医である遠藤拓郎博士監修のもとに開発し、快眠と快醒をサポートする2アイテムを揃えた。

 ベルガモットとオレンジの天然オイルを配合した、やさしい柑橘の香り。一般的に柑橘の香りは朝の目覚めにふさわしいことで知られるが、遠藤氏監修のもとで実施された官能テストの結果、就寝時のリラクゼーションにも最適であることが明らかになった。それは遠藤氏らが本命視していたひのきの香りをはるかに凌ぐものであった。

 遠藤氏によると、快醒で1日が始まると昼間の活動も精力的になり、それが夜の心地よい眠りへとつながっていく正のスパイラルが生まれるという。つまり、柑橘は眠りと目覚めの両方に効いて好循環を創り出す理想的な香りと言える。そのメカニズムはまだ解明されていないものの、柑橘系の香りは脂肪燃焼作用が期待でき、それによって体温が上昇し、下がり始めたところで眠りに導かれるのではないかという仮説がある。

 枕やシーツ、カーテンなどにスプレーする「リネンミスト」(50mL1500円)と、柑橘の香りが浴室と身心を包み、乳白色のお湯になるバスエッセンス(200mL2000円)をラインアップした。快眠と快醒効果を両立させることで、寝室で異なる香りを使う不都合や面倒も解消される。

 同社では2004年にソフトフレッシュフローラルの「アンミング」を導入し、「ピローミスト」は累計で約20万本を出荷した。2008年にはソフトブライトローズの香り「アンミングⅡ」を発売し、特にハンドクリームやボディオイルが高評価を受けている。

 「『アンミングプラス』は4年ぶりの新シリーズとなった。主な販路は百貨店、香りの専門店、生活雑貨店など。配荷はおおむね好調で、従来のシリーズ『アンミング』『アンミングⅡ』のお取扱い店を中心に、新規チャネルの開拓にも取り組んでいる」(同社)

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