マンダム、女性コスメの売上高が上期5%アップ~「未来美肌」で新カテゴリーに参戦

カンタンに言うと

マンダム、女性コスメの売上高が上期5%アップ~「未来美肌」で新カテゴリーに参戦

 マンダムは、水クレンジング製品の「ビフェスタ」を中心とする国内の女性化粧品が、2012年4~9月の売上高を前年同期比5%増に押し上げる順調な足どりを見せている。

 「ビフェスタ」は昨秋、女性化粧品では初めてTVCMを放映。全国のドラッグストアで専門スタッフを配置した推奨販売を実施するなどの販促キャンペーンを展開した。ディズニーデザインボトルやクールタイプ商材などの追加アイテムの投入効果もあり、愛用者を徐々に増やしている。

 その中心は20~30代で、ブランドコンセプトである"時短"や"簡便性"を求める就労層が多いという。また、美容感度の高い女性が目立つのも特徴だ。使用層は子育て世代にも広がりつつあり、今後は一般消費者層への認知を広げることが「ブランド拡大の鍵を握っている」(商品PR室)。

 今秋には、主力のローションにつめかえ用を加えたほか、シートタイプも新たに発売し、土屋アンナを新イメージキャラクターに起用したCMも展開した。CMと連動させた売場づくりとともにドラッグストアでの推奨販売も継続実施し、認知率の向上と使用体験の創出に取り組んでいる。

 さらに、薬用スキンケアシリーズ「未来美肌」(4品、1100~1300円)を投入し、新たなカテゴリーにも参戦した。複数の初期エイジング症状に総合的にアプローチする点をコンセプトとし、ターゲットを30代に絞り込んだ訴求を試みている。

 大手の参入もあり競争が激しいカテゴリーだが、「主流のオイルに対して水クレンジングを提案したように、意外性のある変わった切り口や絞り込んだコンセプト」(商品PR室)で差別性を打ち出していく考えだ。

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