オルビス、資金難に直面する全国5都市の地域オーケストラを支援

　オルビスは、芸術文化・地域支援活動の一環として、2012年12月4日～19日にかけて全国5都市（札幌・東京・名古屋・大阪・福岡）で計9000名のユーザーを抽選で無料招待し、本格クラシックコンサート「ORBIS THE CONCERT2012（オルビス・ザ・コンサート 2012）」を開催する。

　オーケストラ楽団は、演奏会のチケット収入だけでは運営することが困難で、国や自治体の補助金、企業や個人の寄付金により成り立っているが、国や自治体からの補助金は年々縮減されているのが現状だ。こうした中、ユーザーに本物の音楽を楽しんでもらうとともに、長引く景気低迷や補助金削減で資金難に苦しむ各地域の交響楽団への支援を通じて、芸術文化の振興に貢献していく。

　「ORBIS THE CONCERT」は化粧品会社として美しさを追究する同社が、商品やサービス以外にもユーザーの生活の充実に役立てないかとの思いから、心やすらぐひとときを提供するために2005年よりスタートした音楽コンサートで、より多くの人に、美しい音色に包まれて心を癒し、豊かな時間を過ごしてもらうと同時に、各地域の交響楽団への支援により音楽普及活動に貢献し、芸術文化の振興にもつなげていくことを目的にしている。　
　開始以来、現在までに4万5000名を超えるユーザーを招待し、「こんなにも癒されるとは思わなかった」「初めてオーケストラの演奏を生で聴き、とても感動した」「明日も頑張ろうと思えるくらいエネルギーをもらえた」など、たくさんの喜びの声が寄せられている。

　7回目となる今年は、指揮者に三ツ橋敬子氏、ヴァイオリンに奥村愛氏、ソプラノに砂川涼子氏、テノールに中鉢聡氏を迎え、"愛"をテーマとしたクラシックの名曲を各地域のオーケストラ楽団とともに届ける。