資生堂は、事業構造改革の一環として、生産・研究開発拠点の再編に着手する。
4つの国内生産拠点(久喜・鎌倉・掛川・大阪)のうち鎌倉工場を閉鎖し、同工場で生産する製品は掛川工場、大阪工場、ベトナム工場に振り分ける。
また研究開発は、製品開発研究を担う「資生堂リサーチセンター(新横浜)」と、基礎基盤研究を担う「同(金沢八景)」の2拠点で進めているが、金沢八景を閉鎖し、新横浜に基礎基盤研究と製品開発研究の双方の機能を集約する。
この生産・研究開発拠点の再編により、2013年3月期第4四半期の連結決算において、固定資産の減損損失等で約60億円の特別損失を見込む。
この記事は粧業日報 掲載
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