サンケア新基準PA++++の最新動向、市場拡大の見通しも付加価値競争が激化

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サンケア新基準PA++++の最新動向、市場拡大の見通しも付加価値競争が激化

 2013年1月より、日本化粧品工業連合会(粧工連)により国内で販売されるサンケア商品の日やけ止め効果表示「PA値」の基準が拡大された。

 紫外線のUVA波を防ぐ効果の基準値となる「+」が、これまでの3段階から4段階まで認められ、製品へ表示できるようになった。解禁にともない、各メーカーから新基準「PA++++(フォープラス)」に対応した商品が、順次発売されている。

 まずはサンケア市場の第1次需要期とされる3月後半~4月にかけ、店頭での盛り上がりが期待される。

 今回取材した各メーカーの新基準対応商品を見てみると、中身に独自技術を開発・採用したものも多く、PA基準拡大に対する期待値の高さがうかがえた。価格帯や販売スタイルなどの違いから、単純な売上比較は難しいが、各対応製品に関する消費者のブログやクチコミによる製品評価に注目が集まりそうだ。

 カテゴリーを横断しながら紫外線ケアを啓蒙し、消費者のUVケア意識を深めることにより、さらなる市場の成長が見込まれる。(記事を省略し掲載)

【サンケア新基準PA++++の最新動向】
◎資生堂、PA最高基準の「アネッサ」で黒くなりにくい美白需要を喚起
◎カネボウ化粧品、「アリィー」に最新基準のUVジェルレギュラーサイズ増量し新客獲得
◎コーセー、新処方の乳液タイプで新基準対応美白とエイジングケアを同時訴求
◎アルビオン、下地機能を持つ美容液でUVカット最高値を実現
◎ポーラ、「守って攻める」美白美容液をホワイティシモから新提案
◎ノエビア、SPF・PAともに最高レベルの日やけ止めファンデーション導入
◎伊勢半、譲れないUV本家の自負競合に先駆け本格始動へ
◎日本ロレアル、独自のUVフィルター採用しUV防御と低刺激性を実現
◎ロート製薬、「肌研」のジェルタイプ新基準に、20周年「サンプレイ」も処方改良
◎ヤーマン、「オンリーミネラル」初のUV商材“ミネラル”と“紫外線防止”を両立

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