アカカベ、育成ブランド「プロメディアル」で固定客増やし客単価上昇

週刊粧業 2014年9月29日号 9ページ

カンタンに言うと

アカカベ、育成ブランド「プロメディアル」で固定客増やし客単価上昇
 大阪東北部に約40店(調剤薬局など専門業態を合わせると約60店)を抱え、ドミナント展開を進めているアカカベ(大阪府大東市)は、特定の小売店でのみ販売できる限定ブランド「プロメディアル」(ロート製薬)を差別化商材に据え、固定客の育成を進めている。

 この育成策が奏功し、客単価は上昇傾向にある。今後もこうした限定の育成ブランドの販売を強化するとともに、将来的にはPB商品の開発にも乗り出したいとしている。商品部の石井和宏バイヤーに聞いた。

 ――化粧品の販売において独自の注力施策を教えてください。

 石井 制度品は周りのドラッグストアやスーパーマーケットなどでも売っているので、差別化するために独自のブランドを入れないといけないという問題意識から関西圏では数社しか扱っていない「プロメディアル」を10年ほど前に導入し、他には置いていない企業限定商品として育てている。

 顧客台帳もつけて、個々のお客様に対してメルマガなどの施策を打っている。

 最初は「なにこれ?」というのがお客様の反応だったが、徐々にファンが増えてきており、(年商)1億円の大台が見えてきた。

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