ザ・ボディショップ 表参道店、世界初の新業態が日本で産声

週刊粧業 2014年11月3日号 7ページ

カンタンに言うと

ザ・ボディショップ 表参道店、世界初の新業態が日本で産声
 ザ・ボディショップ(日本法人=イオンフォレスト)の日本1号店となる「表参道店」(東京都渋谷区)が、9年ぶりのリニューアルを機に約2600店舗の中から世界に先駆けて新しい店舗スタイル「パルス3.0」を導入し、10月から営業を開始している。

 これまで以上に顧客とのコミュニケーションを重視した新スタイルは、来年半ば以降にグローバルで順次導入していく予定だが、福本剛史社長が英本社トップなどと交渉を重ねて日本で先行スタートを切ることになった。

 「パルス3.0」は、直後に「名古屋パルコ店」でも導入し、12月には「イオンモール岡山店」がオープンする予定だ。日本のボディショップは、2015年10月に日本上陸から25周年を迎える。

 新製品が「目白押し」(福本社長)であるなど、スポットライトが当たる機会が増えそうだ。

「日本でやらせてくれ」
福本社長の熱意が動かす

 2014年6月、ボディショップの各国の代表者が一堂に会する会議が開かれ、新しいショップ形態「パルス3.0」を2015年半ばに導入することが発表された。

 その直後、福本社長はイギリス本国のトップと、日本を含むアジア太平洋地域を統括する責任者と別室でミーティングをする機会があり、その場で「表参道店で(新業態を)やらせてくれ」と直談判。その熱意と、日本上陸25周年を来年に控えるという恰好のタイミングに押され、本国側もOKサインを出した。

 とはいえ、当初の計画から半年以上も前倒しでスタートすることになる。前例のない業態だったため、英本国から経営幹部が何度も視察に訪れ、その度に試行錯誤しながら急ピッチで準備を進めたという。

 そうして10月3日に無事に改装オープンを遂げた表参道店には、「パルス3.0」がコンセプトとする新たな仕掛けが散りばめられている。

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