クレヨンハウス東京店、オーガニックライフをトータルで提案

週刊粧業 2015年1月26日号 7ページ

カンタンに言うと

クレヨンハウス東京店、オーガニックライフをトータルで提案
 クレヨンハウスは1976年、元アナウンサーで作家の落合恵子氏が「子供、女性、オーガニックの視点から文化を考える」をテーマに、子供向けの絵本ショップ兼レストランとしてオープンした。当時はアレルギーや公害が問題視され、有機農法運動がスタートした時代だった。こうした時代背景もあり、同店ではオーガニックへの取り組みに邁進した。

ニーズを受け化粧品売場構築
生産者と消費者の橋渡し重視

 岩間建亜副社長は当時を次のように振り返る。 「レストランで伝票の裏に好きなことを書いてほしいとメッセージを募ったところ、お客様から『食材がオーガニックではない』という指摘を受けた。そこでオーガニックに本格的に取り組み始めた。当時はオーガニック食材の生産者が少なく、仕入れが実現するまで12年かかった。有機農業の支援グループと出会い、そこから食材を仕入れるために八百屋も始めた。当初は不安もあったが、やってみるともっと早く始めるべきだったと感じた」

 会社全体でオーガニックに取り組む中、オーガニックコスメフェアを開催したところ大きな反響があり、「オーガニックやナチュラル化粧品を探している人が増えているのがわかった」(岩間氏)という。

  現在、化粧品、ファッション、雑貨などを扱う3階の平均月間売上は1300~1400万円。うち化粧品の売上げが5割ほどを占める。

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