一丸ファルコス、「良質な泡」で天然洗浄剤市場に新風

週刊粧業 2015年1月26日号 8ページ

カンタンに言うと

一丸ファルコス、「良質な泡」で天然洗浄剤市場に新風
 一丸ファルコス(本社=岐阜県)は、化粧品・医薬部外品・健康食品の機能性原料を研究開発しており、開発製品数は約1000品種にのぼる。今回は天然界面活性剤「ソープナッツエキスパウダー」の開発者である開発部 研究開発課 スペシャリストの藤田幸子氏に話を聞いた。

 ――開発製品についてお聞かせください。

 藤田 素材であるソープナッツ(サピンヅストリホリアツス)の果実は、「サポニン」という天然の界面活性剤が多く含まれ、自生するインドやパキスタンなどでは、古来より石鹸や洗剤などの洗浄料として利用されている。

 当社はフェース、ボディケアの機能性原料が豊富に揃う一方、洗浄系の原料が少なかったので、提案の幅を広げる素材になるという認識があった。

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