フェースグループ、「ラメラ美容法」を世界へ伝播

C&T 2015年6月15日号 76ページ

カンタンに言うと

フェースグループ、「ラメラ美容法」を世界へ伝播
 フェースグループのフェースビューティは、「外面・内面・精神面」の3美容と、それを実践する「行動」を加えた美容理念に基づくエステティック総合ビジネスを展開している。今年2月には、自社オリジナル成分「フェース生コラーゲン」で3つの特許を取得し、国内はもとよりグローバル展開を加速させ、新たな成長ステージへと歩みを進める方針だ。小島真一フェースグループCOO兼フェースビューティ社長に話を聞いた。

エステビジネスのサポート体制を強固にし
ホームケアで「キレイになる術」を提供

 同社は、全国の約3000店の提携サロンの安定成長を推進する一環として、自社で直営サロン「ザ・フェース」を8店舗展開してサロン経営のノウハウを蓄積しており、化粧品の正しい使い方やカウンセリング、販売教育を行う「CBBC(キャビンボーテ・ビジネス・カレッジ)」を運営し、提携するサロンスタッフの育成サポートも行っている。

 小島氏は「日本のエステ業界は、チェーン展開で成り立っている部分が大きいが、欧米のように、オーナー経営の地域密着型サロンが生き続ける環境が必要であると考え、グループでサポート体制を整えている」といい、CBBCは不可欠なサービスだと位置づけた。特にエステティシャンの意識が希薄になりがちな「販売」に対する教育を充実させ、エステ業界で化粧品売上トップシェアを維持している。

 しかしながら、国内エステ業界について「バブルとともに成長し、バブル崩壊とともに苦境に立たされた。現在も状況はさほど変わっていない」と厳しい見方をし、「エステ専用化粧品で売上シェアトップとはいえ、3500億円市場と言われる業界の中では、美容機器や健康食品が大半を占め、スキンケアの市場規模はそのうちの1割程度にすぎない。肌を美しくするサービスを提供する業界として、スキンケアの構成比を底上げしていかねばならない」と語った。

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